さくらんぼの実る頃

ずっしり重いのよ、これが。


日本より蒸し暑くないことは頭ではわかってても、たいていのとこに冷房のないチェコ、やっぱり暑い…。乾燥しつつ(カラッとしてると言えばそうだけど)高温っていうのも体にこたえる今日この頃。梅雨が懐かしい。。。

さて、春にお花見気分を味わわせてくれたこの花たちも

さくらんぼの旬を迎え、その辺の民家の庭でも野山でもしょっちゅうたわわに実をつけたこの木を見かけます。

さくらんぼはチェコ語で、třešně(トゥシェシュニェ)といいます。言いにくいったらない単語のひとつ。数字の4=čtyři(チティジ)が簡単に思えるほどです。
さて、こんなとこにもさくらんぼ発見。KSČM(チェコ=モラヴィア共産党)のロゴマーク

パックに入っても売られているけれど、市場スタイルで山盛り積まれて、好きな分だけ買える量り売りが便利です。

でもどうしてでしょうね、さくらんぼって食べ始めると止まらないのは。。。

そして彼↓も大好物。人間顔負けに平らげます。

2年ぶりに登場、我が家の九官鳥くん。こっちに来てからもチェコ語ボキャブラリーは一向に増えず、Ahoj!だけ(泣)。でもちょっとだけ芸します(笑)。

お気に入りのPCの縁にバランスよく立って、紙を乗っけられたり…

腹筋も。

鳥の喜ぶ木になる果物が旬のときは、自然はうまくしたもので鳥たちの赤ちゃんも度々見かけます。こないだ旦那と出掛けようとアパートの下に降りていったら、ドアの隙間から外へ出ようとして途方にくれてるカフカの赤ちゃんがいました。中庭にいたのに、迷ったのか通りのほうへ行こうと頑張っていて、旦那がむんずと捕まえて中庭に持っていったら、心配そうにお母さん鳥(多分)が待っていました。無事、家族のもとに戻れてたらいいけど。

カフカは、日本では見なかったカラスの仲間。コガラスなどと呼ばれています。大人はこれ。

大きさも色も鳩似だけど、頭が大きく、黒っぽいのが特徴。かもめのような猫のようなキィッキィッという独特の声で鳴きます。プラハでは鳩と同様、その辺でよく見かける鳥。

フランツ・カフカはさしずめコガラスさんっていう感じ。綴りが微妙に違いますが(KafkaとKavka)。

そして、こないだとあるトラム停留所のまん前でみたこの親子

お母さん鳥がせっせとエサを運んでいました。

お母さん、はやく来ないかな…。


こちらは雨上がりの公園を闊歩してた、おなじみkosくん。

九官鳥に本当によく似てるけれど、地声の美しさではかないません。朝も4時ぐらいから活動し、澄んだ歌声で目が覚めるのは、ちょっと贅沢かも。。。