2007-01-01から1年間の記事一覧

もうすぐ3度目のクリスマス

日本もだいぶ寒くなったと聞いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。プラハもちょくちょく雪が降り、とっても寒い! 最高気温でも3〜4度をうろうろ、最低気温はもちろんマイナス。ブーツ、タイツ、手袋、マフラー、帽子といった冬の小道具も欠かせ…

ヨゼフォフ(プラハのユダヤ人街)でデモ

チェコでは白い馬に乗った聖マルティンが雪を運んでくるといわれる通り、地方や山間の寒いとこはもちろん、プラハにも雪や雹が降りました。去年は一度も使わないで済んだダウンのコートを着ても外にいると底冷えします。今からチェコへいらっしゃる方は、ス…

東欧雑貨オークション!

ブログで紹介しておきながら、ちゃんとURLを見てなかった私。今朝、旦那から「あの展示会の後、あそこにあったもののオークションやるらしいよ」と聞き捨てならない情報をゲット。 というわけでまたもや仕事を終えてダッシュでウンプルムへ。私のブログを見…

リアル東欧雑貨

手袋がほしい!って思うほど寒かった今日。プラハはもう日本的に言って真冬です。風が冷たいのなんの。そんななか、仕事帰りに超ラヴリー(→もう誰も日本で使っていなさそうだけど他に思いつかず…)な展示会へ行ってきました。 『のだめカンタービレ』でおな…

ラドゥーザ(Radůza)のライヴ

ホスポダに入ると、まだスヴァジャーク(svařák=ホットワイン)じゃなくピヴォ(pivo=ビール)を頼んでいるけれど、朝晩ぐーっと冷えるようになったプラハ。朝家を出るとき気温3度で白い息とかってザラなので、今から訪れようという方は日本の冬を想定して洋服…

“chobotnice”の危機〜新国立図書館のゆくえ〜

カレル橋の旧市街側向かいに、イエズス会のプラハにおける中心地として設立されたクレメンティヌム(Klementinum)という巨大コンプレックスがあります。 この中に現在、チェコの国立図書館が入っているのですが、手狭になっていることと、ここを空けて違うこ…

プラハの秋満喫

今頃日本は金木犀の香り漂う頃でしょうか。プラハもすっかり秋色に変わりました。 プラハには魅力的な公園がいくつかありますが、この季節はなんといってもプラハ城そばのナヴァレフ(Na Valech)庭園がお気に入り。プラハ城への3つの入口のうち、地下鉄マロス…

世界の車窓から 〜プラハ・マサリク駅〜

プラハには“ただいまの温度”を表示する電光掲示板がところどころあるのですが、昨日の日中見たときは32度だったのが、今日の夕方はなんとたったの10度。1日でそんなに差があると、体がついていけません。。。日々の違いはもとより、1日内(つまり朝晩…

世界の車窓から 〜プラハ本駅〜

フランス旅行記を仕上げる前に、次々と面白いことが起こってついていってない今日この頃。単に筆が遅いだけなんですが、旅行記はこっそりこの日付の前にアップしちゃおうと思います(夏休みの絵日記とかまとめて最終日に書いてたクチ…)。なので万一楽しみに…

世界は音楽でできている

旅行の写真を整理しながら時系列に話をしようとしてもうまくいかず。。。なのでアット・ランダムに書くことに。 フランスは私にとって最初に行った外国にして留学先でもあったところなので、ちょっぴり思いいれが多いせいかも。 モンマルトルはパリに行くとな…

ブルノ〜南仏Petites vacances♪

だいぶご無沙汰してしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。日本はまだ残暑が厳しいと聞いていますが、プラハはすっかり寒く秋の気配。二日前に旅行先のフランスから戻りました。例によって無情にも旦那と鳥はお留守番(笑)の気まま旅。詳細は…

ペンドリーノでストーンズに会いに行く!

Největší britská rock'n'rollová skupina Rolling Stones je zpět. Ano, je to tak― v létě vystoupí v České republice. Koncertovat v ČR měli již minulý rok, ale vystoupení na poslední chvíli zrušili kvůli zranění kytaristy Keitha Richardse.そ…

お城で結婚式

ここ最近は35度前後まで気温が上がり、日本並みの暑さ。湿気はあまりないけれど、日なたにいると日差しの強さで肌がジリジリしてきます。日陰にいれば、だいぶ違って快適なのだけど。雷や雨も多く、毎日の天気が予想つかない今年のプラハの夏も、今日は絶…

いとしのSojkaちゃん

プラハはチェコの首都なのに、とってものんびりしていて、ほぼ都会育ちの私には驚くこと多し。例えば、ウチのそばのレトナー公園でたびたび出会うこのコたち。 裏庭に普通にひつじがいる家とか。。。 なんかコッココッコ聞こえるな〜と思ってふと見ると道路…

聖キリルと聖メトディウスの日に

七夕とその翌日が週末だったので、チェコは7月5〜8日まで4連休でした。6日は旧市街広場に銅像がある(残念ながら当分修復中で見れませんが)ヤン・フスの日。その前日5日は、聖キリルと聖メトディウスの日でした。 ヤン・フスは有名なのでいいとして、…

プラハは煉瓦と石畳でできている!

盛夏のこの季節…のはずが、梅雨のように雨が多く、肌寒い日が続いているプラハ。出掛けるときは長袖がないと後悔します。7月に入り、私がこちらへ完全に移り住んでからほぼ2年がたちました。「プラハは小さい街だから、1年もしたら飽きるかもね」と言ってい…

プラハのプラネタリウム

近所なので何度か訪れているプラネタリウム。ストロモフカ公園のはずれにあって、行くまでのお散歩も楽しい。 プラネタリウムの前には、公園の中にトラムの線路があって、トラム撮影お気に入りスポットのひとつ。 すぐそばには、代表的なセセッション建築で…

さくらんぼの実る頃

日本より蒸し暑くないことは頭ではわかってても、たいていのとこに冷房のないチェコ、やっぱり暑い…。乾燥しつつ(カラッとしてると言えばそうだけど)高温っていうのも体にこたえる今日この頃。梅雨が懐かしい。。。さて、春にお花見気分を味わわせてくれた…

ばらの花

オフィスに扇風機がないのがつらいぐらい、しばらく暑い日が続いていたプラハ。夜はもう9時近くまで明るいのですが、日が暮れる少し前にスコールのような夕立が来たりして、すっかり夏の感でした。でも今日はうって変わって長袖でも寒かった! まったくもっ…

リンク&リニューアル

雨が続くプラハですが、だいぶ暖かくなりました。リラの季節はそろそろ過ぎようとしていますが、次々と花が咲いて、カラフルになった街歩きがさらに楽しい今日この頃。 旦那のおばあさんいわく、このピンクのカシュタンは白と違い、実が食べられるんだとか(…

アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット的プラハミーハー散歩

いやはや…たいして大ファンでもないのに。。。各方面からお問い合わせが多いので、久々にリアルタイム日記です。題してミーハー散歩(笑)。プラハの今週末は待望のお湿りで、久々にクリームなしで肌が快適! やっぱり温暖湿潤気候育ちには乾燥大敵。お散歩…

フジェベイク監督のワインバー“Bokovka”

チェコで今をときめく若手監督、ヤン・フジェベイク(Jan Hřebejk)監督がオーナーのひとり、というワインバーがプラハにあります。その名も“Bokovka"(ボコフカ)、英語では“Sideways"のことだと言えば、ピンと来る方もいらっしゃるでしょう。 映画『サイドウ…

リラの花咲く頃

ここのところプラハは、日中の気温が25度以上という、春を通り越して夏が来たかのようなお天気が続いています。 だいぶご無沙汰してしまいましたが、時々のぞいてくださっていた方、ごめんなさい。 日本では北海道以外あまり見られないライラックの花で街中…

『...A bude hůř』そしてもっと悪くなる

プラハ7区は国際列車も乗り入れるホレショヴィツェ駅近くで、チェコにあったようでなかった映画が上映されました。その名も『...A bude hůř』(=And It's Gonna Get Worse)そしてもっと悪くなる、という意味深なタイトル。 チェコのアンダーグラウンド系ミ…

オタ・パヴェル博物館とナチスに消された村、リディツェ

日本もそうだと聞いていますが、ぽかぽか陽気は一転、プラハも花冷え厳しい今日この頃。でもせっかくの日曜日、めげずに真冬の格好に戻り、プラハ郊外へ。地下鉄A線デイヴィツカ(Dejvicka)駅からクラドノ(Kladno)行きのバスに乗ることおよそ20分、プラハ郊…

プラハにも桜咲く

日中はだいぶぽかぽかしてきたプラハ。街も目に見えて春らしくなってきました。今日はそんなプラハの春の野の花たちを。 緑の芝生に可憐な白い斑模様をつくっているひなぎくたち。 日本で大好きだった沈丁花によく似た花も。 名前がわからないけれど、ブルー…

夕焼けヴルタヴァ川

プラハもだいぶ日が長くなって、春がすぐそこまで来ています。こないだの日曜は、ライヴに出かける前にちょっと早めに家を出て、会場のアルハ劇場(Divadlo Archa)まで旦那とぶらぶら。ということでリビチカとお散歩シリーズ第3弾(ええ、まだしつこくやり…

プラハの夜と『アメリカの夜』〜映画に愛をこめて〜

この映画を最初に見た映画館はどこだったか、はっきり思い出せないけど、今はなき六本木シネ・ヴィヴァンか、渋谷プライムか、はたまた西洋銀座だったか、いずれにせよそのあたりのレイトショーだったと記憶しています。映画おたくから泣く子も黙る評論家に…

イジー・メンツェル(Jiří Menzel)監督最新作、“Obsluhoval jsem anglického krále”

ちょうど10年前の今日、プラハのとある病院の5階(日本式にいうと6階)の窓から、鳩にえさをあげようとして不運にも(それとも故意にか、は未だに謎)落下して、その人生を終えたチェコの作家がいました。 この有名な作家、ボフミル・フラバル(Bohumil Hr…

あるヒットメーカーの死

29日(月)の新聞の一面に載りチェコ国民を驚かせ、そして翌日30日のMF Dnesには見開き2ページを割いて、各方面からのコメントや追悼、その自殺の謎について書かれた、チェコのもっとも成功した音楽家のひとり、Karel Svoboda(カレル・スヴォボダ)氏…