ばらの花

バラ真っ盛り


オフィスに扇風機がないのがつらいぐらい、しばらく暑い日が続いていたプラハ。夜はもう9時近くまで明るいのですが、日が暮れる少し前にスコールのような夕立が来たりして、すっかり夏の感でした。

でも今日はうって変わって長袖でも寒かった!
まったくもって前の日に洋服が決められません。気温の幅で言うならば、15度〜30度ぐらいは一日のうちで平気で動くので、日本から来られる方には、脱ぎ着や調節しやすいアイテムをお持ちになることをおすすめします。

さて、プラハはちょうど今、薔薇が真っ盛り。個人の庭や並木道、公園の一角などでたくさん見かけます。

ヴァーツラフ広場(Václavské náměstí)の真ん中あたりから、国民劇場やスーパーのテスコ(Tesco)へ近道したいときに通るフランティシュカーンスカー・ザフラダ(Františkánská zahrada)は、この時期見事なばらの園に。この花ときたら、なんて洋風建築に合うんでしょ。

もうプラハ住人にはおなじみの公園ですが、初めて観光でいらっしゃる方には見つけにくいかも。行き方は二通りあって、ヴァーツラフ広場中ほどを横切るトラムの通り、ヴォディチコヴァ(Vodičkova)通りから映画館Světozorの入ってるアーケードを抜けるか、もしくはナーロドニー(Národní)通りと28.ジイナ(28.řijna)通りがぶつかるユングマノヴォ広場(Jungmannovo náměstí)から行く方法。

私がここを通るときは、たいてい急いでるとき(近道だから…)。でもここはベンチがたくさんあって、のんびりアイスクリームを食べたり、読書したり、おしゃべりしたりして休める、街の中心なのに貴重な場所。もっとも人通りが多いので、読書にはちょっと落ち着かない気もしますが。。。

バラと言えばアンソニー(キャンディねた、しつこい?)、

そして、くるりの名曲『ばらの花』がリフレインし、ジンジャーエールが飲みたくなる私。

バラ以外にも次から次へと花が咲くこの時期は、歩くのがとても楽しい。以下、ここ最近カメラに収めた花たちをご紹介。

先日歩いたヴィノフラディでは藤棚のあるかわいいお家が。

いい匂いの白い花。そうは見えないけど毒があるそう。

花で覆われた石の階段が素敵。





だんだん熟してきた森の果物、モルシェ(moruše)は甘酸っぱくておいしい。


これは近所の花屋さんでたった30kcだったポムニェンカ(poměnka)こと、わすれな草。出窓の一角でもうかれこれ1ヶ月以上楽しませてくれてます。小さいけれど、見飽きない美しい青。

でもエキストリームな強さと弱さが同居してるような薔薇のよさも、ちょっと発見の今日この頃。。。