中央郵便局の切手にうっとり

中央郵便局の切手窓口


日本へ荷物を出そうと近所の郵便局へ行ったら、今日は15時で終了(泣)。郵便局に限らず駅や銀行、役所の窓口、お店なども曜日によって営業時間が細かく違っているのにいまだ慣れておりません。
郵便局の入口に書かれてる営業時間を見ると、月、火は15時まで、水〜金は19時まで、土は13時まで(いずれも始まりは朝8時から)といった具合。それも支店によって全然違います。とりあえず一番近くてよく使うとこだけでも覚えねば。。。
余談ですが、個人のお店や小さい会社だと営業時間内なのに“仕事がもうないから”という理由で時々早く閉めたり帰っちゃったりしてます(お〜い!)。決して不真面目ということではなく徹底した合理主義というか文化の違いというか…でも日本では考えられませんね。定時ギリギリにめんどくさ〜い電話を取っちゃって帰れなくなったりします。
さて気を取り直してヴァーツラフ広場近くの中央郵便局へ。(Jindrisska 14, Praha 1. ヴァーツラフ広場を国立博物館のほうへ向かって進み、真ん中あたりを横切るトラムの通りを左へ折れてすぐ)ここなら夜中の2時〜24時まで毎日やってます(真夜中12時〜午前2時の2時間は休憩)。
入口を入って一番右に、絵葉書や記念切手を売っているコーナーがあって、いつも観光客で混んでいます(右上写真)。英語も通じます。日本までの絵葉書は12kc(封書は20gまでは14kc、重さを確認のうえ切手を買いましょう)。
切手はどれもキレイでうっとり。選ぶのに苦労します。

左上は『善良な兵士シュヴェイク』の挿絵で有名なヨゼフ・ラダ(Josef LADA)のイラスト、右はキュビズム建築家で有名なヨゼフ・ホホル(Josef CHOCHOL)の「キュビズムの家」がモデルです。その他、プラハの美しい風景や歴史をモティーフにした興味深いものがいっぱい。
チェコの切手について、共産体制時代チェコを旅行した友人が話してたのを思い出します。強制両替で再両替ができないため、買物しなきゃいけないのだけど店も少ない、欲しいと思う魅力的な商品が少ない、買っても値段がめちゃくちゃ安いので使い切れないときて困り果ててたところ、デザインも印刷もきれいで購買意欲がわいたのが切手だったという話。大量に買っても結局コルナは使い切れなかったそうですが。。。

荷物を送りたい場合は、入口に数台ある機械のボタンを押して日本の銀行でもらうような整理番号を受け取ります。内容によって押すボタンが違うのですが、これが見事にチェコ語だけで途方にくれます。EMSが含まれているところをとりあえず押して電光掲示板に出る手持ちの番号を待ちましょう。
窓口は向かって一番左の10,11番(※05年8月23日現在)で扱っています。料金は日本よりは少し安いかな、という程度。でも重い本などが増えてしまったら、送ってしまうのも手。トランクのオーバー重量の追加料金は厳しくなってきていますから。
最後にチェコ郵便局のサイトの紹介(英文あり)。郵便博物館も古い珍しい切手などに興味のある方にはおすすめ。そして2003年からなんと自分オリジナルの切手を作成できるサービスを始めたようです。旅の思い出写真つき切手で外国から手紙を出すのも面白そうです。
http://www.cpost.cz/jetspeed/?js_language=en