レギイー橋のたもと、射撃島で野外映画はいかが?

人目を気にせず散歩中の鴨くん


ハヴェル元大統領も常連だった有名なカヴァールナ(kavárna=喫茶店)・カフェスラヴィア(cafe Slavia)と川口選手がキューちゃん食べたいとつぶやいていた国民劇場(Národní divadlo)との間にレギイー橋(most Legií)という橋がかかっています。
カレル橋のすぐ南にあるこの橋、途中から階段があり、ヴルタヴァ川に浮かぶストシェレツキー・オストロフ(Střelecký ostrov、日本名だと射撃島)へ下りられます。
セーヌに浮かぶサン・ルイ島のようにおしゃれなアイスクリーム屋さんはないけど、夏の間ここには野外映画館がお目見えします。

6月から9月の半ばまで、夜の21:30からの上映で(その時間にならないと夏は暗くならないので)、プログラムは名画座のごとく最近のヒットものが日替わりでかかります(入場料は大人100kč=約500円)。時々コンサートもやっています。
プログラム(英語・チェコ語)はこちらから→http://www.strelak.cz/

あとは小さなbarと、島の反対側に高級レストランが1軒、夏の間だけやってるホステルがあるだけ。観光客の多くも隣のカレル橋に夢中でこっちまで足をのばさないためか静か。そのわりには景色も雰囲気もいいので地元カップルが多いこと。ベンチのほとんどを占領しています。

島全体がビーチのような(ここからヴルタヴァ川に入って泳いでるおじさんもいた…)公園で、人ものんびり芝生に寝転んでいるし、鴨も人を気にせずお散歩中。

そしてこんな子まで無防備に私たちを見上げていました。

鳩の赤ちゃんでしょうか。くちばしがまだ柔らかそうで、羽もそろってなくて、カメラにちょっと怯えていたけれど、あまりに愛らしいので正面からもう一度パチリ。

プラハにいると、本当にいろんな鳥が身近にうろうろしているので、首都にいながら自然にバードウォッチングが楽しめます。

野外映画を見て帰りたかった私ですが、疲れて早く眠りたい旦那は「ゼッタイ蚊がいるよ…」と言って却下するのでした。。。