コーヒー、チョコレート、お茶など消費税19パーセントから大幅値下げ

物価、特に食べ物に関しては日本と比べてまだまだ安いチェコですが、消費税(DPH)は19%と高かったのです。
前々からこの消費税の値下げについて話し合われていて、選挙(6月でした)の前にはこの法案そのものは同意に至っていたものの施行日が決まったのは最近だったようで、昨日の土曜日から施行になりました。
パンやミルク、卵などの基本食品は元から5%。今回は今までこの5%の対象外だった贅沢(?)食品グループ、つまりコーヒーやお菓子、スパイス、シーフードなどの嗜好品が対象で19%から5%へ大幅値下げとなります。今まで20kčだった板チョコなら17.50〜18kčになる計算。これで食料品で19%の消費税のままなのはアルコール飲料のみとなりました。

スーパーのチラシも施行前、施行後と値段を並べて安くなったのをアピール。

土曜日から正確に、お店側が国に納める税金が安くなるのだから、もし値段が変わっていないようなら、お店のレジに浮いたお金が溜まることになる、と消費者に注意を呼びかける(笑)新聞記事↓
http://zpravy.idnes.cz/mfdnes.asp?v=163&r=titulni_stranaa&c=541354

この記事によれば、先の下院選挙で勝ったODS(Občanská Demokratická Strana=市民民主党)がこの一斉値下げには反対で、一部の品目だけに限定するべくまた値上げを試みるかもしれないが、新内閣(連立内閣になる予定)での同意は難しいからムリかも、との意見。また値上がったら消費者はもちろん、スーパーもいい迷惑だろうな。

施行日がバタバタに決まったせいなのか、大手スーパーのテスコなどは値段の付け替えに間に合ったようですが、来週中に直します的なゆるいお店も(笑)。新消費税がちゃんと導入されているお店でお買物しましょう(特に今週いっぱいは…)。

そういう私もこの話、当日に知ったので…。
「どうして昨日(=金曜日)コーヒー買った?」との旦那の突っ込みに唇をかむばかり。
だってもうなかったしっ。切らしたら切らしたで機嫌悪くなるじゃん! けっこう姑ばりにチェックしてるんですよねぇ、これが。。。