公園で遊ぼう!
プラハに限らず外国に行っていいなぁ〜と思うのは広い公園をお散歩したとき。東京にも代々木公園とかがあるんだけど、プラハのそれはもっとラフな雰囲気が漂っていて、実際ボールが飛んでこようが楽器の音を出そうが犬を放し飼いにしようが男同士手をつないで歩こうがお咎めなし、何でもありな感じです。
中でもプラハ城にほど近いレトナー公園(Letenské Sady=レテンスケー・サディ)は眺望抜群の青空ホスポダもあって一押し!
人が集まるところに必ずや出没するソーセージ(párek)の屋台からはいい匂いが。
芝生にごろんとしながら、こんなふうにプラハを一望できるところってなかなかありません。
一日中、ご近所中の犬たちが集い、晴れた日の芝生の上は暗くなるまで結構な人口密度です。ひとり本を読んだり、カップルでのんびりしたり、芝生の上に車座になってビールを飲むグループ…と思い思いに過ごすチェコの人たち。観光地に近いのにここは地元率高し。
ペタンクに興じるチェコのお兄さんたちや
ローラースケートをする双子ちゃんも。
男の子たちに人気のボード、彼らの熱心な練習のせいで公園内の階段などがあちこち崩れているくらい。
こっちで大道芸人目指して地道な練習をしてるかと思えば
あっちではアフリカン・ダンスの特訓中。
近々セネガルの音楽とダンスの催しがあるそうで、その練習なのだそう。本格的な楽器もあって、しばし青空リハーサルを楽しみました。
端から端まで歩いたら20分以上はかかるであろう横に長い公園。プラハ城のそば、トラムの停留所ホトコヴィ・サディ(Chotkovy Sady)で降りてすぐのフランス料理店ハナフスキー・パヴィロン(Hanavský Pavilon)はちょっと高いけれど、間違いなくプラハで1,2を争う眺望の良さで、晴れた日のテラス席をゲットできれば初プラハの人を連れて行くにはよいところ。http://www.hanavskypavilon.cz/index.php?lang=ISO-8859-1
ま、味はプラハのフランス料理のレヴェルなんですけれど。。。決して悪くはありません。何より眺望がごちそう。
ちなみにウチからも近いので、結婚式のあとのランチはここに行きました。天気予報は“嵐”だったにもかかわらず(笑)日頃の行いがよかったせいか晴天に恵まれ、こじんまりながらも楽しい時間でした。
それはともかく一番のオススメはこの公園の右端にある青空ホスポダ。
ビールを買ってソーセージを買ったらキャンプ場にあるような木のテーブルと椅子に腰掛け、ヴルタヴァ川と行きかう船、いくつかの橋、その先の旧市街を見渡しながらのんびりしてみましょう。こうしてみているとプラハがなぜ“百塔の街”と言われるのかがよくわかります。ここからの夜景もステキなんですよ!