北欧デザインをめぐる旅 vol.2

モダンだけど暖かいデザイン

〜★ショッピング(※ウィンドウ)三昧のデンマーク篇★〜
デンマークカストロップ国際空港に着いたときから、そのデザインの大人っぷりにやられたという感じ。プラハから来たので余計、「ああ先進国に来た〜」と感じてしまいます。飛行機で隣だったコペンハーゲンっ子の感じのいいお姉さんが「同じ方向だから」とホテルのすぐそばまで送ってくれたおかげで(しかも電車代まで出してくれた…)すんなり到着。
しかしほどなくして、恐ろしいほどに物価が高いことがわかります。ごく普通のハンバーガーのセットが1200円ぐらいする! 交通費から食べ物、ほぼ全てが東京の2〜3倍という感触です。親切な先のお姉さんが、「いくらもしないから」と出してくれた電車代も、プラハでならビールが5杯は飲める金額…。ひぇ〜〜。すでにプラハ市民の金銭感覚になっている私はガクゼン。後から合流した友達もこれほどまでとは…とショックだったらしく、財布の紐が固くなるふたりなのでした。それでもウィンドーショッピングだけといいながら、バーゲンの洋服を買ったりはしましたが(→帰国して旦那に見つからないようにそそくさと箪笥にしまう私…ほとぼりが冷めた頃に着るつもり…笑)。
というわけで戦利品は少なかったものの、見所は街に溢れる洗練デザイン。特にインテリアと照明を見て歩くだけで飽きませんでした。

ストロイエと呼ばれる歩行者天国のあたりがジョージ・ジェンセンやイルムス・ボーリフスといったお店が並ぶショッピング中心街。でもこの周辺の裏通りにある雑貨屋さん巡りが楽しい。たとえばラデルストラッド通りのとある雑貨屋さんの甘いラインナップ。



中心から少し北、ローゼンボー離宮から川を挟んで向かいのラヴンスボルガッド通りはアンティーク街。ロイヤルコペンハーゲンのアンティークも揃います。

コペンハーゲンといえば、ストロイエから横道を入ってすぐのところにあるエロティカ・ミュージアムの入口にすごいものが。そうです、ロイヤルコペンハーゲンの堂々たる男性シンボルが飾られている! しばしその前で固まり、写真を撮るのを忘れてしまいました(ま、撮ってもアップするのがはばかられますが…)。でもコペンハーゲンに行ったら一度は見ておきたいものです(→?)。

フィオルストラッド通りで見かけたお洒落なシャツとCDのお店。

お茶も飲める本屋さん。

色のきれいなアジアン家具のお店。

サイケな花柄でもなんとも上品なワンピース。

プラハでも名物ですが、ここデンマークのオープンサンドはシーフードもある豪華版。

デパートの上などにあるセルフサービスのビュッフェで一休み。こんなフードコートでさえとてもセンスがいいのです。

乳製品がおいしいと言われるデンマーク、でもソフトクリームの巨大さと濃厚さに半分ぐらいでギブアップ。一番小さいサイズのでも二人で半分こがちょうどいいかも。