ベロウン焼き物市へ行く

チェコのアロマポットは種類豊富


日曜日も快晴、ということでプラハからのバビー・レート小旅行第二弾。
ピルゼンビールで有名なプルゼニュへ行く途中、カルルシュテイン城を少し過ぎたあたりに、ベロウン(Beroun)という街があります。
ここで3回目を数えるという焼き物市が開かれているというのでまた電車で出かけました。

私たちが乗ったのはごく普通の電車でしたが、夏〜秋にかけて、蒸気機関車にも乗れます。そしてこの電車…

“Barový vůz"(バロヴィー・ヴース)、つまりバー車両という意味ですが、その名もpivákという動くホスポダ付です。食堂車じゃなくて、ホスポダ車、というところがチェコ

さて、今回はプラハ・スミホフ駅から乗ったのですが、ここのホームにはなぜかきれいな色のオウムがいます。

ホットドッグのパンを上手に手(正確には足ですが)にもって食べます。そして…

ソーセージもお好きのよう。少しずつ上品に口に運びます。

でもね…


激辛ポテトチップスをあげるのはやめようよ…(旦那のしわざ)

さて、現地に着くと思ってたより盛大に開かれていました。チェコのこういったお祭りやイベントは、その町の中心広場に音楽やダンスなどのステージが設置され、広場の周りを食べ物やおみやげの屋台が囲む、というのが基本スタイル。

今回も例外なく、ステージではジャズのバンドが演奏中。

このバンドのピアニストが若そうなのにとっても上手!しかもハンサム!

天は二物与えるところには与えます…。


地べたに座り込んで鑑賞する親子。清潔観念が違います。でも小さいころからこうして音楽が身近にあるのは日本より恵まれているのかな。
そしてこの時期は去年も書きましたが、そう、忘れちゃいけないブルチャークの時期。カルルシュテイン城のワイナリーが出店していました。やはりおいしい(20kc)。

チェコ以外の屋台も多数みかけました。まずはトルコから。

右端の石鹸のようなのはハルバという甘〜いお菓子。

このコンテナー屋台はハンガリーの代表的スナック、ランゴシェを売っています。

丸い揚げパンのようなのにチーズとにんにくがのっかったピザのような感じ。味はいろいろ選べます。
オランダブースでは無料でワッフルを配っていました。

この人たちは常にオレンジがテーマカラーです。
そして、木靴に伝統衣装、自転車と典型オランダ人をテーマに、オランダおじ様が女装。一緒に写真を取ってくれます。

あ、焼き物市でした。
なかなか豊富なラインナップでした。日本では見かけないようなものもたくさん。

あひるの実物大。

かっぱと蛙の植木鉢。広いお庭がある人に。

狭いお庭なら、ハーブガーデン。こんな名札なら楽しい。

鉛筆立てがこれなら勉強や仕事が楽しくなりそう。小さいバージョンはもう売り切れてしまったんだとか。残念。

旦那が気に入っていた土瓶。色がきれい。


これ、なんだかわかりますか?
昔からチェコで使われている、にんにくすりおろし器。

公園でよく見かけるのが野鳥のための餌場。自宅の窓辺に作る人も多く、チェコらしい一品。

アロマポットは素朴ですが素敵なのがけっこうみつかるチェコ
これはクリスマスのベトレム仕様。

そして極め付きはこれ。骸骨マグカップ。実物大っぽいのもあってそれはさすがに…。

あまり物は増やさないつもりでしたが、ついつい…。

マナー的にモンダイなのでしょうが、お皿に穴が2箇所あって箸置きいらず。


これもお箸をおけるように2箇所くぼみがつくられている蕎麦皿セット。日本と書いてあるのがおかしくて。


そしてオフホワイトのやさしい色が気に入ったアロマポット。
ろうそくを灯してみました。

以上が戦利品の一部。来年もまた来ようと決めました。

帰りは例によってバスでプラハへ。

鴨のファミリーがのんびり夕涼みしている、のどかなベロウンなのでした。