プラハでSudoku(数独)世界大会!

ルービックキューブ以来のハマりっぷり


日本でも新聞に連載されてるという噂の数独チェコでも大人気で、去年のはじめぐらいから私の通っていたカレル大学(ウヨップのチェコ語講座)でも大流行。“授業中はSudoku禁止!”令が出た(笑)ほどです。


今更ルールの説明は不要かもしれませんが、ご存知ない方のために簡単に。
縦横9マス、そして太線で囲まれた3×3の正方形の中に、1から9まで数字がダブらないように、空いてるマスに適切な数字を入れる、というもの。

詳細は数独Wikipediaで(日本語)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E7%8B%AC

プラハでは週末をのぞく毎日、地下鉄駅やトラムの主な停留所などで朝、フリーペーパーを配っていて、当日のTV番組、映画やコンサート情報のほか、通常の新聞の1面や社会面のような記事もあるし、街情報は詳しかったりして、有料新聞を買わずとも、これらだけ読んでいてもかなりの情報量です。そしてもれなく数独コーナーがついてるのが嬉しい。

そもそもこの手のパズルにかなりドンくさい私、一度やってみたものの、あまりの進まなさにあっさりさじ投げ。それがある日何気なく、数学の得意なヴェトナム人の友達の鮮やかな解きっぷりを目の当たりにして、その速さにビックリ。彼女からコツを伝授してもらって、再びやってみたら、ちょっと面白くなって、それからしばらくは手当たりしだい、気がつくとSudokuの切れ端とペンを握ったまま寝てる…(笑)というほどになっていました。

呆れた旦那が買ってくれた(笑)Sudokuの本たち。

クラスで一番よくできたブルガリア人のイリアナもひどいハマりようで、授業中も真剣に数独。それでも自分の番が廻ってくると、きっぱり余裕の正解(笑)で、先生も苦笑い。必死に全身全霊傾けないと授業についていけない私は休み時間になるのをとても楽しみにしていたものです。でもそこは若くともわかってるイヴァナ先生、私がかなりハマってるという話をすると、翌日、テキストがSudokuについて、だったりして。。。

というのも、去年初めてイタリアで行われた数独世界大会の優勝者はチェコ人女性のヤナ・ティロヴァー(Jana Tylová)さん(31歳)だったから、チェコでこのニュースはけっこう話題になりました。ミス・ワールドに先駆けて…チェコ人女性もあちこちで活躍しています。

Sudokuの発祥の地は意外やスイス、でも今回のヨーロッパにおけるブームはイギリス人が日本で得た情報をもとにイギリスの新聞に載せてからだとか。イタリアでの決勝戦で出た問題をやってみたのですが、最高に難しく、3時間かかりました(→他にやることあるだろ!ってカンジなんですが)。優勝者のティロヴァーさんはイヴァナ先生によると、たった15分で解いたんだとか。。。いっぺん死んでもムリだな。。。
こんなのもあります。

さて、前振りが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に。なんと、その世界大会2回目が今春のプラハで行われることになったそうです。それもヴァーツラフ・クラウス大統領後援。。。気合いが入っています。
新聞によればチェコ人の20パーセントは定期的に数独を楽しんでいるのだとか。もちろんクラウス大統領も数独好きを公言しています。
Roztyly近くの、ホテル・トップに世界中から数独エキスパートが集まるのはイースター前の3〜4月ぐらいとのこと、チェコV2となるか。。。