プラハ的夏の飲み物

ぼくらもバテ気味…

いつまでこんなに暑いのかしら…と思う今日この頃のプラハ。日本に里帰りしていて最近戻ってきた友達によれば、それでも東京よりは空気がべたつかずサラっとしているというのですが、それにしても暑い。日差しも強いので、街歩きにはサングラスがまだまだ必須。
水出し麦茶をせっせと作る毎日。そりゃあもう絶好のビール日和が続いているんですが、昼間からずーーっとビールを飲んでるワケにもいきません。
そこでアルコール以外の、最近お気に入りの冷たい飲み物を紹介します。
左のグリーンの瓶はチェコで最もポピュラーなガス入りミネラルウォーターのマットーニ。ランチのときなどはこれを頼んでるビジネスマン多し。チェコ語では“マットンカ”。チェコ人のように、"já si dám Mattonku"(ヤー・スィ・ダーム・マットンク)とオーダーしてみましょう。

右は日本で販売されてるのかわかりませんが、カミカゼというスポーツドリンク。日本人がオーダーするのは一瞬緊張(?)します。こっちの映画館で日本人の友達と一緒に「Gejša(ゲイシャ=邦題はたしか“sayuri”)2枚」と言う時の緊張感と似ています。でもいろいろあるいわゆるエネルギードリンクの中で一押しのさわやかな葡萄味。
日本人が多く住む6区、同時にロシア関係の建物やショップも多いエリア。その一角にあったお店で見つけた、グルジア製ミネラルウォーター、ボルジョミ。炭酸もナトリウムも強くて(つまりちょっとしょっぱい)パンチが効いてるこのお水、いっぱい汗をかいた後にはいいかも。ウチの旦那のお気に入り。

味はわたしにはやっぱり塩からいのだけど、ガラス瓶に浮き出たダンスをする女性のデザインがステキで、要は瓶目当て。箱とか瓶とかに昔から弱い私。。。飲み終わったら一輪挿しにしたい。
さて、チェコには私が知る限り、スタバはありません。ですが、コーヒーヘヴンがあります。プラハにいくつかある支店のひとつ。

カップの大きさからシロップの有無までカウンターでオーダーしてお金を払ったら、丸いテーブルのところでレシートを持って待つ、というシステムもそうだし、値段もスタバとほぼ変わらないんですが、ブルガリアポーランドなど旧東側欧州ばかりに偏って展開しているコーヒー屋さん。http://www.coffeeheaven.eu.com/home.html

ここでハマっているのが“抹茶マンゴー”なる飲み物(わかりづらいですがコーヒーの横の緑色の広告のがそれ)。コーヒーの味はスタバのほうが好きだけれど、これは本当においしくてビックリ。予想できなかった抹茶とマンゴーの絶妙なハーモニー。でも宣伝コピーが笑えます。“Matcha is not a fruit!”…そうだったのね。
日本人の友達に話すと「え、あれおいしいの?」とハナから疑っていた様子。おいしいです(きっぱり)。でも今日(→結局通ってる)カウンターのお姉さんに、「このmatchaっていったい何ですか?」と真剣に問いただしている若い男の子を見かけました。ほらほら、やっぱりこのおいしい飲み物にみんな驚いているんだわ〜と思いながら聞いていると、答えるべき店の女の子もしどろもどろ(笑)。いきなり横から口出すのもヘンだしな〜と思いながら店を後にしました。ここプラハでは抹茶はまだまだ謎の飲み物のようです。

夏バテは人間様に限らず、この暑さで犬たちの病院通いが急増中とTVで言っていました。通りにはときどきこんなふうに、お散歩中の犬たちのために飲み物も用意されています。プラハで好きなところのひとつ。。。