Le temps des pluies, le temps des cerises 雨とサクランボの季節

私よりも多く食べてたよね…


日本のような梅雨はないといわれているチェコですが、暑い時期はスコールのような夕立がけっこうあります。

雨の日は石畳の舗道がとりわけ美しいのが好き。

今日はオフィスを出る直前に旦那から「映画に行かない?」とショートメール。見たかったけど少し前から雷&豪雨で傘はなし。。。少ししたら止むかなという願いもむなしく、映画館は歩いて10分の場所なのに雨宿り…ようやく傘なしで歩けそうになった頃には、映画はとっくに始まってたのでパス。仕方ないので終わり頃映画館へ行こうと、旧市街をプラプラお散歩。途中でまた無情にも雨が降りだし、結局濡れ鼠、行きたかった本屋はもう閉店してて、コーヒーも飲みたくない。好きな人から冷たくされてるように感じつつ、とぼとぼと石畳を歩くのみ。


「ねぇ、なんで湿度を不快指数って言うの? 私は雨の日体調がよくて好きなのに」「…大体の人にとっては湿気は不快なものなの!」昔のボーイフレンドとの会話を時々思い出す雨の日。他にもっと重要な会話してなかったのか。。。


冬はもちろん、夏も乾燥してるヨーロッパ、だから湿気万歳。前世は紫陽花かかたつむりあたりだったかも。いや、「乾燥を好む」とか書いてある植物をじめじめしたとこへ移したら元気がなくなるのと同じで、そう簡単には日本産が順応できないってコトかも。

でも食べ物への順応は早い(笑)。美味しい果物がチェコにはたくさんあります。手前からラズベリー、杏(あんず)、サクランボ。いつもサクランボを今はいない九官鳥と分け合っていたので、見るとまだ悲しい。だけどやっぱり好きなので、こないだ勇気を出して買ってみました。まだ少し酸っぱかったけれど。。。なるべく黒っぽい赤いのを選ぶのがコツ。写真は暇そうなカフェの軒先で売ってたもの。唯一の店員はケータイでおしゃべり中。。。

ちなみにお店に並ぶ前のサクランボは、こんな感じ。

旅行でチェコにいらしたら、街場であちこち見かける、ヴェトナム人がやっている青果店(ovoce-zeleninaの看板が目印)で、お目当ての果物を好きなだけ“量り買い”がこの時期のオススメ。


映画を見終わった旦那とNárodní třídaのヴェトナムレストラン(といっても見かけはただのチャイニーズレストラン)で牛肉のフォーをいただく。レモンをたっぷり効かせてサッパリ味。


Après la pluie, le beau temps♪
Sois bien,
Bisous de rybička