プラハ・チェコの生活

ばらの花

オフィスに扇風機がないのがつらいぐらい、しばらく暑い日が続いていたプラハ。夜はもう9時近くまで明るいのですが、日が暮れる少し前にスコールのような夕立が来たりして、すっかり夏の感でした。でも今日はうって変わって長袖でも寒かった! まったくもっ…

リンク&リニューアル

雨が続くプラハですが、だいぶ暖かくなりました。リラの季節はそろそろ過ぎようとしていますが、次々と花が咲いて、カラフルになった街歩きがさらに楽しい今日この頃。 旦那のおばあさんいわく、このピンクのカシュタンは白と違い、実が食べられるんだとか(…

アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット的プラハミーハー散歩

いやはや…たいして大ファンでもないのに。。。各方面からお問い合わせが多いので、久々にリアルタイム日記です。題してミーハー散歩(笑)。プラハの今週末は待望のお湿りで、久々にクリームなしで肌が快適! やっぱり温暖湿潤気候育ちには乾燥大敵。お散歩…

リラの花咲く頃

ここのところプラハは、日中の気温が25度以上という、春を通り越して夏が来たかのようなお天気が続いています。 だいぶご無沙汰してしまいましたが、時々のぞいてくださっていた方、ごめんなさい。 日本では北海道以外あまり見られないライラックの花で街中…

『...A bude hůř』そしてもっと悪くなる

プラハ7区は国際列車も乗り入れるホレショヴィツェ駅近くで、チェコにあったようでなかった映画が上映されました。その名も『...A bude hůř』(=And It's Gonna Get Worse)そしてもっと悪くなる、という意味深なタイトル。 チェコのアンダーグラウンド系ミ…

オタ・パヴェル博物館とナチスに消された村、リディツェ

日本もそうだと聞いていますが、ぽかぽか陽気は一転、プラハも花冷え厳しい今日この頃。でもせっかくの日曜日、めげずに真冬の格好に戻り、プラハ郊外へ。地下鉄A線デイヴィツカ(Dejvicka)駅からクラドノ(Kladno)行きのバスに乗ることおよそ20分、プラハ郊…

プラハにも桜咲く

日中はだいぶぽかぽかしてきたプラハ。街も目に見えて春らしくなってきました。今日はそんなプラハの春の野の花たちを。 緑の芝生に可憐な白い斑模様をつくっているひなぎくたち。 日本で大好きだった沈丁花によく似た花も。 名前がわからないけれど、ブルー…

夕焼けヴルタヴァ川

プラハもだいぶ日が長くなって、春がすぐそこまで来ています。こないだの日曜は、ライヴに出かける前にちょっと早めに家を出て、会場のアルハ劇場(Divadlo Archa)まで旦那とぶらぶら。ということでリビチカとお散歩シリーズ第3弾(ええ、まだしつこくやり…

あるヒットメーカーの死

29日(月)の新聞の一面に載りチェコ国民を驚かせ、そして翌日30日のMF Dnesには見開き2ページを割いて、各方面からのコメントや追悼、その自殺の謎について書かれた、チェコのもっとも成功した音楽家のひとり、Karel Svoboda(カレル・スヴォボダ)氏…

クルテク50歳記念を祝うチェコの子供たち

数日降り続いた雪で、ちょっと坂がある公園などではそり遊びをする子供たちをたびたび見かけた週末。でも今日が最終日のここにもチェコの子供たちが詰め掛けました。アンジェルそばのバロック建築のお屋敷、Letohrádek Portheimkaで、クルテク誕生50年を記…

暖冬、オルカーン(暴風)、そして雪。

今日のMF Dnesの一面は、“Teplo, orkán, sníh”という三題噺みたいなタイトル。この雪でプラハのルズィニェ空港は閉鎖、チェコ航空だけで90便のキャンセル…と麻痺ふたたび。空港は明日(25日木曜)の早朝5時までは復活しない見込みだとか。 昨日の午後から…

オルカーン・キリル暴れまくる!

「家の屋根が飛んだ」「車で帰ったけど、コントロールが効かずすごい怖かった」など私の周りでもコワイ話ばかり聞いた金曜の朝。この木曜(18日)から金曜(19日)にかけてのものすごい暴風に、チェコ全国、いやヨーロッパ中がひどい目に遭いました。20日付のMF …

ペトシーンの丘に春が?

去年のこの時期、やたら雪が多くて、毎朝学校に滑って転ぶ(遅刻気味だから、焦ってるのもあって余計…)恐怖と闘いながら通っていたのを思い出します。気温もマイナス10度前後になっていて、ロングのダウンコートが手離せなかったというのに、今年はまだク…

プラハでSudoku(数独)世界大会!

日本でも新聞に連載されてるという噂の数独、チェコでも大人気で、去年のはじめぐらいから私の通っていたカレル大学(ウヨップのチェコ語講座)でも大流行。“授業中はSudoku禁止!”令が出た(笑)ほどです。 今更ルールの説明は不要かもしれませんが、ご存知…

ヴルタヴァ川で途中下車

チェコの冬とは思えないほどの過ごしやすい今冬。人によって数字が違うのですが、140年ぶりの暖冬だの、ここ260年(!)のなかで一番の暖かさだのと数百年単位のお天気話が会話の枕詞の今日この頃。それでも冬の寒さの中でのプラハの夜景は格別で、今…

チェコのスーパーマーケット事情〜デルヴィタの場合〜

ビラ(Billa)、アルベルト(Albert)、テスコ(Tesco)…とチェコにあるいろんなスーパーマーケットのなかで、おそらく在住日本人に一番人気と思われるライオンマークでおなじみのデルヴィタ(Delvita)。お菓子作りが得意な友達のひとりがクリスマス前のここでし…

やっぱり暖冬のプラハより:あけましておめでとうございます。

“あけまして”ってなんだか改めていい響き。しゃきっとするというか。。。こちらはおごそかなクリスマスとは一転、ドンチャン騒ぎの傾向強い年末年始。チェコ語で新年おめでとう、は一般的に“Št'astný nový rok”(シュチャストゥニィ・ノヴィ・ロック)と言い…

あるクリスマス・イヴの一日

去年のクリスマスは来たばっかりでよくわからずに怒涛のごとく過ぎていき、今年は…すこーし自覚ができてきたけれど、やっぱり慌しくバタバタと。 日本にいるときより、クリスマスにやるべきこと、やりたいことが一杯あって、もっと前から着々やっとかなきゃ…

チェコのクリスマス・ミサ Česká mše vánoční♪

チェコでは敬虔なクリスチャンでなくとも、クリスマス・イヴの真夜中に、お気に入りの教会へミサを聴きに行く、というのが定番。 今宵は近所の教会、聖アントニン教会(kostel sv. Antonína)にて一足先に、クリスマス・コンサートを聴きに行ってきました。チェ…

プラハのクリスマスマーケット≪有料篇≫

クリスマスマーケットはイルミネートされた街をお散歩しがてら見るのが醍醐味というものですが、有料のとこもそう捨てたもんではありません。広場のそれとはまた違ったラインナップだったりするし、きれいなお手洗い完備なので心置きなく飲めたりします。近…

窓の灯り分ある暮らし

「きっとあなたはプラハのこと好きになると思う」と、まだ私がこの地へ足を踏み入れたことがなかった頃に旦那がおずおずと、でも確信めいてこう言っていたのを覚えています。こちらに本格的に移り住んでからそろそろ1年半になろうとしている今、最初の頃に感…

聖ミクラーシュ(=ニコラス)がくれるクリスマスのお楽しみ

しばらくサボってる間にプラハはすっかりクリスマスモードに。アドヴェントの最初の日曜日が本格的なクリスマスシーズンの始まりで、旧市街広場など市内の主な広場にはクリスマス市(Vánoční trhy)がたちます。 旧市街広場のティーン教会の前にも大きなクリ…

短くも美しきチェコの秋

ただいまのプラハ、東京以北に住んだことのないヤポンカの体感温度的には、真冬(きっぱり)。でも昨日チェコ人からもらったメールにははっきり秋、と書いてあり、季節の中で一番秋が好き、という旦那も今は秋と言い張ります。そして今日も、チェコ人の女の…

闘うヤポンカ 〜Slepice, sit down!〜

日本で行きそびれていたJBのコンサートへ行ってきました。 旦那と友人夫婦でインド料理屋さんで早めのディナーをした後、近所のT−Mobil Arenaへ。 プラハのこういうコンサートは、たいてい20時開演なのですが、さすがはソウルの帝王ともなると、そう簡単に…

そうだ、村上さんに会いにいってみよう

半年ぐらい前のこちらの新聞に1面弱ぐらい、大きく村上春樹氏がカフカ賞をもらう、という記事が出たのがこの話を知った最初のこと。切り抜いて学校(その時通っていたチェコ語の学校)に持っていったのは、クラスメートのノルウェー人の女の子が、ちょうど…

チェコの選挙あれこれ

冬のコートを引っ張り出してからしばらくたち、朝は霧、霜、7時過ぎても暗い…とじわじわと冬の気配の今日この頃。今月末は冬時間に切り替えです。 そんな先週末の金、土の二日間、チェコでは任期満了にともなう地方議会の選挙(Komunální volby)と上院議会…

プラハで結婚式

やったー! これで仲間が増えました。いえ、酒飲み仲間ってんじゃありませんよ。 土曜日はプラハで友人の結婚パーティがあったんです。日本人女性×チェコ人男性カップルがこれでまたひとつ誕生、というわけです。ここでチェコ日本カップルの国際結婚を語るほ…

ズラター・プラハ(Zlatá Praha)をひっそり歩く

ここ2週間サボってる間にすっかり寒くなったプラハ。 もう暖房いれてる、っていうお宅も多いようです。ウチはまだ厚着で頑張っていますが。。。外を歩く時は、長袖+カーディガン+トレンチコート+スカーフorマフラー、っていう感じの寒さ。朝晩はとくに冷…

プラハにテロの可能性?

プラハはいつでも観光客でいっぱい。 旧市街広場を正時に通り過ぎねばならないとき憂鬱になるぐらいです。だって… こんなことになっているんですからね(これは先週のお昼ごろの写真)。天文時計のしかけを見ようと世界中から集まったひとたち。ここもカレル…

プラハの誇りある犬たち

プラハに犬が多いのは、観光でちょっといらした方もすぐ気がつきます。公園はもちろん、トラムやメトロにも、レストランにもホスポダにも。そしてもちろん、プロの犬たちもいます。例えば彼のような。 黄色いゼッケンにある“Pes Asistent”とは介助犬のこと。…